我が家では2019年の9月から投資信託での投資を開始しました。
下記は我が家の投資に関する遍歴になります。
我が家の投資遍歴
- 2019年9月:
私のつみたてNISAで投資信託(楽天VTI)への投資を開始 - 2020年1月:
妻のつみたてNISAで投資信託(楽天VTI)への投資を開始
私のiDeCo枠で投資信託(楽天VTI)への投資を開始 - 2020年3月:
米国高配当株ETF SPYDへの投資を開始 - 2020年5月
ナスダック100指数連動投資信託(iFreeNEXT NASDAQ100インデックス)への投資を開始
米国個別株への投資を開始 - 2020年6月:
米国テーマETF CLOUへの投資を開始 - 2020年8月
個別株、SPYDを全て売却
はじめは楽天VTIへの投資のみでしたが、VIG(米国連続増配株ETF)、とナスダック100指数連動投資信託、米国個別株式と投資銘柄を増やしてきました。
この記事では「米国ETF」と「投資信託」と「国内上場投資信託」について2021年2月の中期長期ポートフォリオの資産運用状況について公開していきます。
これからご紹介する内容は、
あくまでも現状の資産総額に対して「生活防衛資金」、「余剰資金」、「投資余裕資金」を確保した上での投資計画となります。
その前提でご覧いただけると幸いです。
目次
ポートフォリオのおさらい
ポートフォリオの確認
中/長期目線のポートフォリオ
VTI/VIG/VXUSは長期目線、QQQ/CLOU/ICLN/LITについては中期目線での投資となります。CLOU/ICLN/LITの部分に関しては最大20%の割合で運用し、銘柄も追加削除しながらの運用を考えています。
ポートフォリオセクター比率
現状米国株にしか投資を行っていない現状を踏まえ地域分散の考えを取り入れるべくこの銘柄を選びました。
各景気循環に関して満遍ない割合で分散でできています。気になるのはエネルギーセクターの割合が低いことでしょうか。
長期的なポートフォリオとしては非常にバランスの良い形になっていると思います。
わが家のポートフォリオの考え方も含めた2021年の資産運用方針については下記の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
2021年2月の資産運用状況 米国ETF
米国ETFの投資銘柄の内訳は下記の通りです。
- VIG: 米国連続増配ETF
10年以上連続して増配の実績を持つ米国株で構成される - CLOU: グローバルX クラウド・コンピューティング ETF
クラウドコンピューティングの技術を用いてソフトウェア、プラットフォーム、およびインフラの提供を行う企業並びに関連企業への投資 - ICLN: グローバル・クリーンエネルギー ETF
クリーンエネルギーセクターのグローバル株式で構成される指数と同等の投資成果を上げることを目指すファンド - LIT: リチウム&バッテリー・テクETF
採掘、精製、バッテリー製造に至るリチウムのサイクル全体へ投資するファンド - VPN: データセンターリート&デジタルインフラ ETF
データセンターリートやその他の通信ネットワークの成長を支えるデジタルインフラを運営する企業への投資 - SMH: ヴァンエック・ベクトル半導体
MVIS米国上場半導体25インデックスに連動する投資成果を目指す。半導体セクターを中心に、米国で上場する時価総額および流動性の高い企業に投資 - VTI
全米3500社に投資できる。全米株式ファンド - VXUS
米国を除く全世界株式に投資できるファンド
それではそれぞれの資産運用状況についてご説明していきます。
VIG資産運用状況
それではまずはじめにVIGの資産運用状況についてご紹介していきます。
下記が月毎の運用額の推移となりますが、順調に運用額を増やしていっています。
この銘柄についてはコロナ暴落のタイミングから買い付けを開始しており、2月から5月までの株価が戻りきっていないタイミングで多めに買い付けをできたことも大きく含み益が得られている要因となっています。
2月後半に大きく調整が入りましたので月初の定期購入に加えて月末にスポット購入での買い増しを行っています。今後もこういった急落時には少しずつでも買い増しを行っていく事でパフォーマンスをあげていきたいと思います。
VIGについては我が家のポートフォリオの中での中核としてこれからも活躍してもらいたいと考えています。
VTI資産運用状況
下記が月毎の運用額の推移となります。
VTIについては2020年7月にSPYDを売却した際にポートフォリオの調整のため一括購入と、先月個別株を整理した資金でポートフォリオの調整のため購入しています。基本的には積立は楽天VTIで実施していく形を考えています。
1月にはこの銘柄を一部利確してその他のテーマETFの購入資金にあてることとしました。
昨年7月の上旬に購入してからしばらく経過しましたが、順調に含み益が得られている状況です。
VXUS資産運用状況
下記が月毎の運用額の推移となります。この銘柄についてはしばらくの間含み損を抱えている状況でしたが、調子の悪い時こそ積立!ということで積立を継続してきました。
この銘柄についてもVIGと同様2月末の調整を受けて急落したタイミングでスポット購入での買い増しを行っています。VIGと同様今後もこういった急落時には少しずつでも買い増しを行っていく事でパフォーマンスをあげていきたいと思います。
VXUSについては今後も長期的な定期購入を予定しています。
CLOU資産運用状況
下記がCLOUの月毎の運用額の推移となります。
この銘柄は定期購入は行っておらず、下落が起きたタイミングでスポットでの買い増しを行ってきています。先月は調整が入りましたのでそのタイミングでスポット購入を行いました。
CLOUについては今後もポートフォリオの利回りを押し上げる活躍を期待している銘柄です。
ICLN資産運用状況
ICLNはクリーンエネルギー関連の銘柄を集めたETFとなりますが、バイデンさんの当選が確実になったことから今後の中期的な成長を見込んで組み入れた形となります。
ICLNは昨年末から運用を開始し、今年に入ってからは物凄い勢いで株価が上昇してきましたがその後は失速。一時は30%程度の含み益が得られている状況もありましたが現状はマイナスに転じてしまいました。
もともと中期的なポートフォリオの一角として購入している銘柄ですので、株価が落ち着いたタイミングでの買い増しも視野に入れながら保有を続けていく予定です。
LIT資産運用状況
下記が月毎の運用額の推移となります。
LITについては昨年12月から運用を開始しました。
一時期は20%を超える含み益が得られている状態でしたが、現状はご覧の通りで含み損を抱えている状況です。この銘柄もICLN同様にもともと中期的なポートフォリオの一角として購入している物ですので、株価が落ち着いたタイミングでの買い増しも視野に入れながら保有を続けていく予定です。
VPN資産運用状況
下記が月毎の運用額の推移となります。
今月はこの銘柄については買い増しを行っておりません。
先月は含み損を抱えている状況でしたが直近の株価上昇の影響で含み益が得られている状況です。
この銘柄は5Gの普及に伴う恩恵を預かるために投資を行っている銘柄です。今後も少しずつ拾っていく形で運用していきたいと考えています。
SMH資産運用状況
下記が月毎の運用額の推移となります。
SMHについても1月から投資を開始しました。先月は含み損を抱えている状況でしたが、現状はプラスに転じています。この銘柄についても中期的には需要があり伸びていく分野であると考えており、中期的な成長を見込んで今後も拾っていく予定です。
米国ETF資産運用状況まとめ
それでは米国ETFの資産運用状況についてまとめていきます。
今月のポイントはやはり2月後半の調整により全ての銘柄が軒並み急落したところです。ポートフォリオの中には含み損を抱えている銘柄もあります。しかしこれらの銘柄に関しては全て中期もしくは長期目線で投資をしている銘柄となりますので売却をすることはなく保有していく方向で考えています。
米国ETF全体の運用状況としては急落のタイミングで買い増しを行うことができたので今後の上昇局面に対しての仕込みはある程度できたというのが2月度の印象です。
銘柄毎の運用状況は下記の通りです。
米国ETFの投資成績のサマリーは上記の通りで含み益が得られている状態です。中には含み損を抱えている銘柄もありますが、全体の評価損益は17.66%とまずまずの数値となっています。
2021年2月の資産運用状況 投資信託
続いて、国内の投資信託に関する運用状況についてご紹介します。
楽天VTI資産運用状況
下記が月毎の運用額の推移となります。
基本的にはつみたてNISAでの購入+スポット購入という形で行っています。
特に奥さんの分のつみたてNISAの投資開始月が2020年2月だったこともあり、今回のコロナ暴落後の株価上昇の影響を大きく受ける結果となっています。
楽天VTIについても直近の株価上昇の影響を受けて大きく含み益が得られている状況です。
これからもポートフォリオの中心の一つとしてつみたてを行っていく予定です。
NASDAQ100投信資産運用状況
下記が月毎の運用額の推移となります。柄への投資は6月から開始していますが、7月は楽天VTI同様にポートフォリオの調整のためボーナスを投入しての一括購入を行っています。
こちらの銘柄については昨年まではスポット購入という形で投資を行ってきましたが、2月からは定期積立での購入に変更しています。
これからも中期的なポートフォリオの中心の一つとしてつみたてを行っていく予定にしています。
国内投資信託資産運用状況まとめ
それでは国内投資信託の資産運用状況についてまとめていきます。
投資成績のサマリーは下記の通りで含み益が得られている状態です。評価損益も21.02%とまずまずの数値となっています。
2021年2月の資産運用状況 国内上場投資信託
続いて、国内の投資信託に関する運用状況についてご紹介します。
NASDAQ100 上場投資信託(2568)
9月にQQQを売却した資金を9月と10月と11月に分けて資金移動しています。
この銘柄は9月末に新たに東証で売り出された新しいETFです。NASDAQ100投信に変わりこの銘柄を定期で積立していこうと検討していましたが、積立はNASDAQ100 投信で行うこととしました。
保有は継続しますが、今後の買い増しは考えていません。
全体の投資状況まとめ
それでは投資状況について全体のまとめを行っていきます。
2月26日時点運用成績
全体資産推移
上記で紹介した「米国ETF」と「投資信託」と「国内上場投資信託」の運用状況をまとめると下記のようになります。なお米国ETFについては円に換算しなおしています。(2/26現在のレート:1$ / ¥106.634)
2021年のKPIである年間評価額¥6,044,621に対しては既にクリアしており、今年の目標については達成となります。
この状況だと目標の上方修正を行っても良いのではないか??となりそうですが、今後幾度となく発生するであろう株価暴落も踏まえながら目標は変更せず追加投資を続けて目標の達成と最終的なKPIの達成に向けたマージン作りを行っていきます。
続いて各銘柄の損益情報について振り返っていきます。
各銘柄投資成績まとめ
「米国ETF」と「投資信託」と「国内上場投資信託」の運用状況をまとめると下記のようになります。
直近の株価上昇により17.98%と大きく含み益が得られている状況です。
まとめ
この記事では2021年2月度のわが家の資産運用状況についてまとめてきました。
今の所含み益を持った状態での運用ができておりますが、直近の株価上昇を受けての結果となりますので、今後の株価の状況等で含み損となる可能性も十分あります。
直近調子の良かったテーマETFに関しても残念がら現状はポートフォリオの足を引っ張る存在となってしまっており、アクティブ運用の難しさを感じているところです。
ただしこれらの銘柄は中期的な運用を目的にポートフォリオに組み込んでいるものですので今後も保有して状況に応じて買い増しも検討していきます。
その他の中長期のコアで運用しているVIG、VXUS、楽天VTI、NASDAQ100投信については今後も毎月の定期購入という形で購入を継続していきます。
長期投資においては一時の含み益や含み損に対して影響されることなく毎月の積立を行っていくことが重要であると考えています。
今後も愚直に積み上げて自分の目標とする資産額を達成できるように取り組んでいきたいと考えています。
最後に…
この記事は我が家の全体の資産に対して「生活防衛資金」、「余剰資金」、「投資余裕資金」を確保した上での投資計画として作成しております。投資に対してリスクをとりすぎないという前提は変えておりません。
投資はやはり自己責任になりますので、様々な情報に対して自分で納得した上で行動する前提で臨む姿勢が必要であると思います。(上手くいかなかった時に誰かのせいにしてもお金が戻ってくることはありませんので。。。)
金融リテラシーをあげて豊かな人生を歩んでいきましょう!!
投資はあくまでも自己責任!
自分自身が納得した上で行動を!