楽天証券口座を開いてつみたてNISAで投資信託のつみたて購入を始めた!という方がおられると思います。
「米国ETF購入してみたいなー」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では楽天証券で米国ETFを購入するための手順を10ステップで解説していきます。
この記事を読んで米国ETFを購入すればあなたも米国ETF投資家の仲間入り!!
目次
米国ETFとは??
”米国ETF”とは米国の『株式市場に上場している投資信託』のことです。
投資信託は、株式、債券、REITなどの金融商品の組み合わせでパッケージ商品のことですが、その商品が米国の株式市場に上場しているものと考えていただければ問題ありません。
米国ETFには株式に特化したものや債券に特化したものなど様々なバリエーションがあり、それぞれが、「ステートストリート」、「バンガード」、「ブラックロック」等の名だたる資産運用会社が販売しており、非常に優秀な商品が多いです。
その一番の魅力が手数料であり、運営しているファンドの規模が大きいため信託手数料が格安であるということが挙げられます。
また、パックに入っている商品の選定もETF毎にわかりやすい商品が多く特徴を掴むとどれを選ぶのか考えるのも非常に楽しいです。
下記に、米国ETFの一部を紹介いたします。
米国ETFの紹介
高配当株ETF
配当によるキャッシュフロー(定期的な収入)が期待できるETF
- SPYD: 配当率 7.7%
高配当80銘柄に定率で構成、不動産セクターの割合が高いのが特徴 - HDV: 配当率 4.5%
構成銘柄が74と少なく、4半期に1回と頻繁に構成銘柄を見直される - VYM: 配当率 4.8%
米国市場全体のセクター構成に近いことと銘柄数420と多い
*配当率は変化するもので、上記の数字は4/4時点の数値
時価荷重型ETF
長期投資によるキャピタルゲインを想定したETF
- VOO:
S&P500に連動したETF。全米の大企業500社の成長株により構成される。 - VTI:
全米約35000社に投資できるETF。中小企業も含まれより分散が効いている。
それでは実際にどのようにして米国ETFを購入することができるか説明していきます。
楽天証券での米国ETFの購入手順
それでは楽天証券で米国ETFを購入する方法を図を用いながら説明していきます。
*この手順では米国ETFを円貨決済にて購入する場合の手順を示しています。
入金可能額の確認と入金
まずはじめに楽天証券のホームページにログインします。
①-1 楽天証券口座に買付可能な金額が入金されているか確認する
①-2 必要に応じて「入金」ボタンをクリックする
ここでは楽天銀行からの入金手順を説明します。
*楽天銀行以外の金融機関からの入金も可能ですが、詳しくは楽天証券のホームページでご確認ください。
すでに入金作業が完了している場合は手順⑤に進みます。
楽天銀行に入金されていても、楽天証券口座に入金がされていない場合は米国ETFを購入することができないので要注意です!
②楽天銀行(らくらく入金)をクリックする
③-1 入金額を入力する
③-2 「確認」をクリックする
④-1 「暗証番号(4桁)」を入力する
④-2 「振込」をクリックする
米国ETFの検索
⑤-1,2「米国株式」を選択する
⑤-3 「銘柄」を入力してクリックする
⑥ 「買い」をクリックする
米国ETFの注文方法の選択
米国ETFの購入 指値購入の場合
⑦-1 購入する「口数」を入力する
⑦-2 「指値」を選択して、指値を指定する「金額(USドル)」を入力する
指値注文とは??
買い注文であれば指値以下の株価、売り注文であれば指値以上の株価にならなければ、絶対に注文が成立しない注文方法。
- 利点:自分が望んだ価格で売買ができる点
- 欠点:売りたい時に売れなかったり、買いたい時に買えなかったりする。
米国ETFの購入 成行購入の場合
⑦-1 購入する「口数」を入力する
⑦-2 「成行」を選択する
成行注文とは??
値段を指定しない注文方法。
注文が成立するまでの間、株価が変動することもあルためより高い株価で買ったり、より低い株価で売ったりする可能性がある
- 利点:確実に売ったり買ったりできる
- 欠点:想定しているよりも高い価格で買ったり、低い価格で売れたりすることがある。
米国ETFの注文
⑧-1 「予想譲渡金額」を確認する
⑧-2 「確認」をクリックする
⑨-1 「取引暗証番号」を入力する
⑩-1 「注文」をクリックする
以上で注文作業は完了です!
いかがでしたでしょうか?割と簡単に購入できたと思います。これで立派な米国ETF投資家の仲間入りですね!
ここからは注文が確定されているかどうか、取引が完了しているかどうかについて確認する方法を解説していきます。
注文内容の確認
TOP画面に戻って、「注文紹介」をクリックします
注文状況を確認します
「状況」の項目が「執行待ち」になっていれば注文が完了したことになります。

取引結果の確認
TOP画面に戻って、「注文紹介」をクリックします
「状況」の項目が「約定」になっていれば注文が完了したことになります。
「出来ず」となっている場合は取引が成立しなかった事を示します。

まとめ

この記事では米国ETFの購入を検討している方に向けて「米国ETFを購入する方法」について解説してきました。
10ステップで割と簡単に購入できることがわかっていただけたと思います。
何点か米国ETF商品の概要を紹介しましたが、米国ETFにはこの他にも様々な商品がラインナップされています。株式だけでなく債券だけをまとめたETFも存在します。
ETFは特徴的な商品が多いため勉強して行けば勉強するほど面白いので、自分の投資目的にあった商品を選んで米国ETFデビューしましょう!
最後に…
投資はやはり自己責任になりますので、様々な情報に対して自分で納得した上で行動する前提で臨む姿勢が必要であると思います。(上手くいかなかった時に誰かのせいにしてもお金が戻ってくることはありませんので。。。)
金融リテラシーをあげて豊かな人生を歩んでいきましょう!!
投資はあくまでも自己責任!
自分自身が納得した上で行動を!