こんにちわ。アラフォーの製造メーカーに務める会社員です。
我が家は夫婦共働き、長男が一人の3人家族の子育て世帯です。
私はあることがきっかけで「家族で豊かに暮らし続ける」ことを人生の目標に掲げて資産形成を初めています。このブログでは我が家の資産形成の過程について解説しています。
私が「家族で豊かに暮らし続ける」ことを人生の目標に掲げて資産形成を初めたきっかけについては下記で詳しくお伝えしています!
https://22kenf22.com/自分の人生について考える
やはり目標を持つことが大切でそのためにはパートナーと認識を共有することがその一歩目となると私は考えています。みなさんもまずは皆さんのパートナーと将来のことについて話し合ってみてください!
さて、今回は「今こそ始めたい長期投資!-暴落市場は始める好機!!-」と題して株式の長期投資のはじめ方そのメリットとデメリットに関して解説していきたいと思います。
目次
なぜ今始めるべきなのか?
ご存知の方も多いと思いますが、現状株式相場は大暴落しており、暴落前の最高値から30%以上も下落しています。
すなわち株を安く購入できる好機です。
短期的にはまだ株価が下がる可能性があるため手を出すのはあまりオススメできませんが、長期投資は別です。
現状は株価が大きく下落している状況ですので株価が安いうちから積立を開始できるため始めるには非常に良いタイミングであると思います。
その理由について解説していきます。
長期投資と短期投資
まず長期投資と短期投資の特徴を元にどうして長期投資がオススメなのか解説していきたいと思います。まずはそれぞれの特徴について私が考えるメリットとデメリットを書き出していきます。
短期投資
短期投資にはFXや短期での株式の売買等、短期的に株価の値動きを利用して利ザヤを得るものが該当します。
恐らく多くの方々がイメージする株式投資のイメージはこれじゃないかな?と思います。
株式を安く買って高く売るということで利益を得ることになりますが、短期投資ではこれを短いスパンで行なっていくことが特徴となります。
株価の上がり下りを常にモニターして買いどき/売りどきを見極めながら売買を行なっていく必要があり、株式チャートを見てそのタイミングを判断するだけの知識と時間が必要となります。
短期間に株価の上下に対して常に敏感になる必要がある事から、慣れていない人やその動きに耐えられないような方にはストレスが溜まってしまう場方もあると考えます。
しかし、短期投資は投資の損益結果がすぐに出るため利益が得られた場合にはすぐに利益を享受できることが特徴として挙げられます。
Pros.
短期的に利益を得ることができる
Cons.
専門的な知識が必要な場合がある
日々売りどき買いどきを判断するための時間が必要である
株価の上がり下がりがストレスとなる場合がある
長期投資
長期投資にも手法(高配当株投資、インデックス投資など)が色々とありますが共通して言えるのが長期間資産を保有し続けるという点です。短期投資と違い売るタイミングをはかる必要機会が圧倒的に少なく基本放ったらかしでOKということ、短期投資のように日々株式チャートとにらめっこする必要がなくストレスを感じず投資できること、投資を行うにあたっての株式や債券に対する専門知識があまり必要なく、初心者でもはじめ易いことが特徴にあげられます。
また、適切な金融商品を長期保有することで利益が得られる可能性が高いことも特徴としてあげられます。しかし、あくまでも20年とか30年かけて利益を得ていく方法となりますので、直ぐに利益が得られないということは事実で唯一の欠点と言えます。
Pros.
基本ほったらかしでOK
専門的知識があまりいらない
長期保有すれば利益が得られる可能性が高い
ストレスが溜まりにくい
Cons.
直ぐに利益を得ることができない
私は投資の目的が「老後資金」と「子供の学費」であるため短期的な利益を得る必要がありません。その上、専門的な知識は持ち合わせておりませんし会社員ですので毎日毎日株式チャートとにらめっこするような時間もありません。
もし目的が私と同じように短期的な利益享受ではなく長期的な資産形成なのであれば長期投資をオススメします。
- 投資をする目的が何なのかを明確に!
- 長期的な資産形成が目的なのであれば長期投資がオススメ!
長期投資の種類と特徴
長期投資といっても方法は一つではなく、個人個人の投資の目的によって変わってきます。長期投資の種類として代表的なもので「高配当株投資」と「インデックス投資」があります。皆さんも聞いたことがある言葉ではあると思いますが、改めてそれぞれの特徴について解説していきたいと思います。
高配当株投資
高配当株投資とは名前の通り、株式の配当により利益を得る手法になります。購入するのは株式の個別銘柄やファンドが投資商品を選んでくれたパッケージ商品(株式ETF)となり、基本的に株式を購入した後は売却を考えず保有し続けることが前提となります。
株式を保有していると一定周期で企業またはファンドから株主に配当金が配られます。この配当金は保有している株式によって異なり、株価に対する配当金の割合を「配当利回り」と呼びます。この「配当利回り」が高い株式もしくはファンドを購入し配当金を得ることで利益を享受する方法となります。
一定周期で配当金が得られることで定期的な収入が見込めますのでキャッシュフロー(定期的な不労所得)を産むことができるというのが特徴の一つとなります。また、配当金を再投資していくことでインデックス投資には劣るものの長期的に資産を形成することも可能となります。
一般的に配当利回り3〜5%あれば高配当株と呼ばれますが、配当金を得るためにはかなり大きな資産規模が必要となるため投資可能な資産規模によってはハードルが高いのかなぁと感じています
また、高配当株の購入に際しては特に日本株で高配当株投資をする場合には個別銘柄を購入して自分のポートフォリオを作成する必要があり、良い会社悪い会社を判断する知識と労力が必要となりますが、運用していく中で自ずと株式に対する知識を得ることができるためその点は自分に対する投資という意味でメリットになると考えます。
また、現在世界的に発生している株価の暴落に対して配当金については株価ほど影響を受けにくいという特徴があります。
配当金の利回りは大体3〜5%程度
Pros.
キャッシュフロー(定期的な不労所得)が得られる
配当金は株価の下落に左右されにくい
運用していくことで株式の知識が得られる
Cons.
専門的な知識が必要な場合がある
インデックス投資に比べて労力が必要
配当金で生活するには多額の資産が必要
インデックス投資
インデックス投資とは主要な経済指標(インデックス)と連動するように運用されているインデックスファンドに対する投資のことです。
自分で個別銘柄を選んで購入するのではなく、インデックスファンドが経済指標との連動を目標に投資商品を選んでくれたパッケージ商品(投資信託やETF)を購入する形となります。馴染み深いものだと日経平均株価やTOPIXといった日本株の指標を目標に沿って運用されるものですので、投資商品を購入する際にはどの指標(インデックス)と連動して運用されているのかが重要となります。
この手法の一番大きなメリットとしては手軽に分散投資ができることです。日経平均株価連動型のインデックスファンドであれば225銘柄に投資しているのと同じなのでそのうちの1社の株価が下落しようが全体としての影響は非常に少ないということです。
上記の通り、どの指標(インデックス)に連動した運用を目指しているか?という部分が重要で、投資すべき指標(インデックス)の条件として「長期的な成長が見込まれる」ことがあげられます。逆に言うと「長期的な成長が見込まれる」指標(インデックス)に連動したファンドに投資できれば長期的には着実な資産が得ることが可能となります。米国株式に投資した場合は5〜7%の利回りというのが一般的に言われている水準です。
また購入後に行うべきことは基本的になく、放ったらかしで良いというところも手軽に始められる理由の一つとなると思います。
株式価格の年間の利回りは大体5〜7%
Pros.
長期的に運用すれば着実に資産形成が可能
基本ほったらかし
専門的な知識があまりいらない
手軽に銘柄の分散投資が可能
Cons.
資産形成までに時間がかかる
知識を得るという意味では学びが少ない
株価の暴落時のリスクが高配当株に比べ大きい
結局どっちがオススメ??
どちらがオススメなのか??と言う問いに対しては、「人それぞれの目標次第です」となってしまいます。
簡単に言うと
「高配当株投資」は中級者上級者向け
「インデックス投資」は初心者向け
という理解で良いと思います。
初心者の方は迷わずインデックス投資を選んで頂くのが良いと思います!運用するにあたっての知識や手間、得られる成果を考えるとインデックス投資が断然オススメです。
ドルコスト平均法の併用
ドルコスト平均法は価格が変動する株や債券等を一定額で、かつ購入期間を分散して定期的に買い続ける手法です。
この手法を用いることで自ずと株価/債券等の価格が高い時には少なく、安い時には多く買うことができるので細かく株価相場を見ながら購入量を調整する必要なく資産を購入していくことができます。
ですので、長期的に右肩上がりの成長を続ける商品を購入すれば長期間投資すれば必ずといっていいほど利益が得られる手法となります。ただし、いくらドルコスト平均法を用いても右肩下りの成長を続ける商品を購入し続けても利益が得られませんので注意が必要です。
インデックス投資とドルコスト平均法を併用することで、「銘柄の分散」、「時間の分散」、「複利効果の享受」の効果を得ることができるため、手軽にリスクを減らしながら資産を増やしていくことが可能です。
- インデックス投資とドルコスト平均法の併用がオススメ!
銘柄と時間の分散、複利効果を享受しよう!
つみたてNISAやiDeCoを活用しよう!
インデックス投資とドルコスト平均法を用いて資産を形成していく中で是非使用して頂きたいのがつみたてNISAとiDeCoです。
基本的に投資によって得られる利益に対しては約20%程度の税金が課税されてしまいますが、この2つの制度はこの課税に対して免除されるという優遇措置が受けられるものです。
つみたてNISAとiDeCoはそれぞれ長期投資を前提に設計されていて、一定額を毎月長期間投資していく形となりますので、制度を使用するだけで勝手にインデックス投資とドルコスト平均法を使って資産運用ができるものとなっています。
つみたてNISAについては下記を参照!NISAとつみたてNISAって何?? -税制優遇を全力利用-
- つみたてNISAとiDeCo枠を使用しよう!
- 自ずとインデックス投資とドルコスト平均法で投資が可能!
- 投資で得られた利益に対しては非課税に!
まとめ
どのような投資手法を用いるかというのは結局のところ人それぞれとなってしまいます。
長期投資によるインデックス投資とドルコスト平均法の併用は「老後資金」や「子供の学費」等の資産形成を行いたい方には一番あっている方法であると思います。
さらにつみたてNISAやiDeCoを併用することで利益に対しての課税分に対しても非課税となり資産運用効果がさらに高まります。
投資による資産運用を始めたいと考えている方は検討の余地ありです!
ちなみに私はつみたてNISAとiDeCoで楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)という投資信託に投資しています。なぜ楽天VTIを選んだか?という部分については過去の記事で語っていますので興味のある方は参照してください!
なぜ楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)で積立投資しているか?については下記を参照!http://22kenf22.com/自分の人生について考える3
最後に…
投資はやはり自己責任になりますので、様々な情報に対して自分で納得した上で行動する前提で臨む姿勢が必要であると思います。(上手くいかなかった時に誰かのせいにしてもお金が戻ってくることはありませんので。。。)
金融リテラシーをあげて豊かな人生を歩んでいきましょう!!
投資はあくまでも自己責任!
自分自身が納得した上で行動を!