記は我が家の投資に関する遍歴になります。
我が家の投資遍歴
- 2019年9月:
私のつみたてNISAで投資信託(楽天VTI)への投資を開始 - 2020年1月:
妻のつみたてNISAで投資信託(楽天VTI)への投資を開始
私のiDeCo枠で投資信託(楽天VTI)への投資を開始 - 2020年3月:
米国高配当株ETF SPYDへの投資を開始 - 2020年5月
ナスダック100指数連動投資信託(iFreeNEXT NASDAQ100インデックス)への投資を開始
米国個別株への投資を開始
はじめは楽天VTIへの投資のみでしたが、VIG(米国連続増配株ETF)、SPYD(米国高配当株ETF)とナスダック100指数連動投資信託、米国個別株式と投資銘柄を増やしてきました。
この記事では米国個別株/米国ETFに関しての私の資産運用状況のうち売買を行った損益について公開していきます。
これから解説する内容は、
あくまでも現状の資産総額に対して「生活防衛資金」、「余剰資金」、「投資余裕資金」を確保した上での投資計画となります。
その前提でご覧いただけると幸いです。
目次
米国個別株購入履歴
それではまず私の米国個別株のポートフォリオと購入履歴についてご紹介していきます。
米国個別株ポートフォリオ
7/15時点の米国個別株のポートフォリオは下記の通りとなります。
LMTのみが資本財セクターでその他は大型ハイテクのMSFTその他は小型ハイテクグロース株となります。
基本的にはこの個別株ポートフォリオは将来的な成長、もしくは安定を目的に組んでいる物であり、基本的には長期保有を想定していました。
米国個別株売買履歴
まずは米国個別株の売買履歴をご覧いただきます。
上記の表はすでに銘柄事に購入した全ての株式を売った物についての売買履歴となります。
LMT/NET/FSLY/NVDA/LVGOについては全ての銘柄について損切り、もしくは利確を行ってポジションをとっていない状況となります。
ということで、売却後の米国個別株のポートフォリオは下記のようになっています。
米国ETF売買履歴
続いて米国ETFの売買履歴をご覧ください。
今回の一番大きな”売り”の動きとしては長期保有を想定して購入し続けていたSPYDの売却が挙げられます。
SPYDの売却に関しての理由は後述しますが、SPYDの資産を別の資産に移すという事を行っています。SLV/XLFに関しては短期の売買という位置づけで行っており、現状ポジションを全く持っていない状況となります。
米国個別株/ETF売買成績
米国個別株売買成績
まずは米国個別株の売買成績についてご紹介していきます。
米国個別株の銘柄毎の売買成績としては下記の通りとなります。
この中で利確をできたのはFSLYとLVGOのみとなります。
この二つの銘柄では合計で$650程度の利益を出すことができており、短期の売買としては概ね成功と言ってよいのではないかと思います。
しかし、その他の4銘柄に関しては結果的に”損切り”となってしまい、個別株の難しさを痛感する結果となりました。
損切りした理由としてはメインで資産形成を行っている銘柄へ投資資金をより集中させたい。というところでやむなく売却を行った物です。
個別株の売買成績を合わせると結果として$345.05となりましたので、全体の売買としてはプラスで終わっていますのでひとまず自分自身に合格点を与えたいと思います。
米国ETF売買成績
続いて米国ETFの運用成績をご紹介します。
前の項目でご説明した通り、SPYDは長期目線での運用を目的としていましたが、やむなく”利確”を行いました。
結果としては$800程度の利益を出すことができています。
またその他の2名柄に関しては短期目線の利益目的で購入していますが、結果としてどちらも利益を出すことができました。
米国ETFの売買では$980.32の利益を出すことができたため結果としては満足しています。
米国個別株/ETF売買損益
最後に売買による損益の結果についてまとめていきます。
下記が米国個別株とETFの売買による損益結果となります。
やはり、SPYDの売却による利益が非常に大きかったこともあり、結果として$1,325.37の売買益を得ることができました。
今回初めて株式の売買による損益についてまとめてきましたが、今のところ利益を出している状況であることが改めて認識できました。
売買益の行方。。。
今回、米国個別株とETFを売却することで$1,325程度の利益を得ることができました。
この売却益も含めた資金はメインで投資を行っているインデックスファンド(VTI/VIG/QQQ)への投資とキャッシュポジション確保のため米ドルで保有する形をとっています。
SPYDを売却した理由
ここで、長期保有を想定して積立を続けていたSPYDの売却の理由についてご説明していきます。
まずは直近のSPYDの運用状況についておさらいしておきましょう。
上記は私が長期的な資産運用を行っていたETF、VTI/VIG/QQQ/SPYDのチャートとなります。
1、株価の戻りが遅い
年初来でみるとQQQはもちろんのことVTI/VIGに関しては年初来の水準まで株価が上昇してきています。
それに対してSPYDはまた上昇の兆しがなく-26%程度で推移している状況で、長期と言っても投資期間が限られている私にとって看過できない状況となってしまいました。
また、不動産セクター回復にももう少し時間がかかることも考えると株価の戻りがさらに遅くなってしまうのではないか??と考えました。
長期的に見ると株価は回復する可能性が高いとは思うのですが、この暴落後のタイミングでVTI/VIG/QQQといった銘柄に投資していきそこでの運用益を見込む方が資産形成のスピードとしては結果的に早くなるのではないか?という結論に至りました。
2、配当金の受け取りというスタイルが合わない
現在私はまだ資産の形成段階であり、この投資初期の段階では少しでも資産を増加していくことが長期的にみた時に資産形成する上で非常に大きいと感じています。
配当金を受け取ることに関しては確かに嬉しいという部分もありますが、どれだけ投資すれば老後の生活の足しとなるか?というイメージが自分として持てませんでした。
まして私の場合はインデックス投資をメインで実施していうこともあるため、高配当銘柄に投資できる割合が多くても20%程度と考えておりその中で満足する配当金を得ていくことは非常に困難であると感じてしまいました。
以上が私がSPYDを手放した理由となります。
SPYDの売却益の行方
前述の通り、この暴落後のタイミングにVTI/VIG/QQQのようなファンドに投資しておくことが将来の資産形成のスピードを早めると考えているため、今回売却した際に得た資金につては基本的にポートフォリオ上の比率の低いVTI/QQQの購入資金としました。
この決断がどう転ぶかは20年、30年後となると思いますが自分の決断を信じて投資を継続していきたいと考えています。
まとめ
今回は米国個別株とETFの売買による損益について公開させていただきました。
その中でも長期保有を前提に積立を行っていたSPYDの売却については私としても非常に悩みました。
長期的に見れば株価は回復し、SPYDが強い局面というのは必ず来るということを期待して積立を行ってきましたが“株価の戻りの遅さ”と“配当金を得ることに対してのスタイルが合わない”という2つの大きな理由から売却を選ぶこととなりました。
長期投資とはいえ私たちに与えられている”時間”は限られています。その中で効率的に資産形成のスピードを上げるためにはやはりVTIやVIGやQQQといったインデックスファンドへの投資に資金を集中させることが近道であると私は結論づけました。
これが吉と出るか?凶と出るか?については誰もわかりませんが、やはり投資は自己責任。
自分が選んだ道として今後も投資を継続していきたいと思います!
最後に…
投資はやはり自己責任になりますので、様々な情報に対して自分で納得した上で行動する前提で臨む姿勢が必要であると思います。(上手くいかなかった時に誰かのせいにしてもお金が戻ってくることはありませんので。。。)
金融リテラシーをあげて豊かな人生を歩んでいきましょう!!
投資はあくまでも自己責任!
自分自身が納得した上で行動を!